ナス科の野菜で緑黄色野菜の一つである、ししとうは、6月から8月にかけて夏の季節に旬を迎えます。
ハウス栽培も多いので、市場には年中出回っていますが、太陽をたっぷり浴びた夏に収穫されたものが最も美味しいと言われています。
赤色の唐辛子に似ていますが、ピーマンに近い品種だそうです。普通は辛くない品種ですが、たまに強いストレスのかかった環境で育つと辛くなってしまうこともようです。
ししとうに含まれる主な栄養ですが、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB6、カロチンといったものが多く含まれています。この中でも注目なのは、ビタミンK。ビタミンKの作用としては、血液の凝固作用、カルシウムの吸収を助ける働きがあるので骨の強化作用や骨粗しょう症等の予防効果も期待できます。
美味しいししとうの選び方ですが、鮮やかな緑色で弾力がありみずみずしいものがオススメです。ししとうには疲労回復の効果もありますので、暑くなるこれからの季節にピッタリの食材ですね!
【第95号】2017年6月発行『整体の部屋』より抜粋